【七つの武具:1】「奴隷の霊vs真理の帯 その②」 神の七つの武具:学び第3回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2022.6.5)より
聖書箇所:エペソ人への手紙 6章10節〜18節

「そして、堅く立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、」
エペソ人への手紙 6章14節

神の武具:1 「真理の帯」

真理の帯とは、真理のみことば(ロゴス)のことです。武器庫から取って来なくてはならないひとつ目の武具は「真理」です。奴隷から解放されるためには真理が必要です。

「こういうわけで、今や、キリスト・イエスにある者が罪に定められることは決してありません。
なぜなら、キリスト・イエスにあるいのちの御霊の律法が、罪と死の律法からあなたを解放したからです。」
 ローマ人への手紙 8章1節~4節

帯を締めるとき、私たちは力が出ます。腰は体幹の中心だからです。ボディービルダーや関取も腰に帯を締めます。帯を締めると、腰に1本ビシッと筋が入った感覚になります。その真理の帯をしっかり結ぶことが勝利の秘訣です。

「あなたは務めにふさわしいと認められる人として、すなわち、真理のみことばをまっすぐに説き明かす、恥じることのない働き人として、自分を神に献げるように最善を尽くしなさい。」
 テモテへの手紙 第二 2章15節

真理のみことば、すなわち真理とロゴスはいつもセットです。真理は唯一であって変わることがありません。どのような状況でも、どの時代にあっても変わることのない神さまのことばが真理であり、ロゴスです。その真理の帯をしっかり握って、しっかり結ぶことがひとつ目の神の武具です。そのために両極端にあるみことばを、両方しっかり握ることが必要です。自分の好きなみことばだけでなく、自分が受け入れられる真理だけではなく、両方をしっかり握るのです。

「一つをつかみ、もう一つを手放さないのがよい。神を恐れる者は、この両方を持って出て行く。」
 伝道者の書 7章18節

聖霊によらなければ理解できない「真理」

一見、相反する二つの原則が立ち並びながらも互いを否定することができないものが真理です。聖霊によらなければ絶対に理解できない神さまの知恵、それが真理です。例えばその真理の中には【神さまの主権】に対する【人間の自由意志(責任)】があります。100%神さまの恵みにより、100%信仰によって救われるのです。だれ一人選ばれるにふさわしい義人はいないし、だれ一人選ばれるべきでない悪人もいません。イエスさまは、すべての罪人を救うために来られたのです。その真理の帯は、神さまとあなたを結ぶ、結び付きの象徴であり、十字架そのものです。この武具は、神の子である私たちには欠かせないものです。真理の帯をしっかり結びましょう。そのことにより、アバ父よ、と呼ぶ特権が与えられているのです。ハレルヤ!

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