「異なる福音」その① 2コリント学び第18回

「コリント人への手紙第2」学び 第18回(2018.12.02)
 聖書箇所:コリント人への手紙第2 11章1節~15節

「というわけは、ある人が来て、私たちの宣べ伝えなかった別のイエスを宣べ伝えたり、あるいはあなたがたが、前に受けたことのない異なった霊を受けたり、受け入れたことのない異なった福音を受けたりするときも、あなたがたはみごとにこらえているからです。」(4節)

パウロはコリントの教会に起こっている問題について忍耐強く勧めます。
教会を混乱させた一つの原因は、教会に入り込んでくる間違った教え、異なる福音によります。
それが、誰が聞いてもすぐ見分けられる教えなら苦労しません。
この世の君サタンは、惑わす者であり、好感を持てる姿で近づいてきて私たちを試みます。
エバを欺いたようにです。
しかし、驚くには及びません。サタンさえ光の御使いに変装するのです。(14節)」
人の義を装って、私たちを惑わそうとします。
もっとわかりやすく言うと、この世の価値観、義を持って教会を惑わそうとします。
それに対してパウロがコリントの教会に望んでいることはたった一つです!
それは、キリストの花嫁として、ひたすらキリストを愛し、仕えることです。
そのためにパウロは命をかけて福音を伝えます。

①聞くことに注意する。
この世(サタンの方法)は、聖書に対する真実から私たちを遠ざけようとします。
コリントの教会にも、当時の文化や習慣、哲学(人間の考え、人間が王となる)などが混じってきました。

だからいつも、みことばに聞かなくてはいけません。
私たちが、自分の好きな、自分に合う、自分の思いに合わせたみことばを選んでこの世の価値に合わせていくのではなくて、みことばが私たちを選び、私たちの思いを刺し通し、私たちの考え方を新しくしてくださるのです!
いのちのみことばに耳を傾けて、真実に立ち、福音により歩みましょう。

どんなにサタンが、光の御使や義のしもべを装っても、神さまをだますことはできません。
イエスさまが十字架で成し遂げてくださった贖いは、すべての罪、サタンの惑わしにも完全に勝利しました。
十字架の福音をしっかり握って歩みましょう。

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