新しい天と新しい地

信望愛(Okazaki Hope Chapel Monthly Bulletin)2019年9月号より

「太陽がもうあなたの昼の光とはならず、月の輝きもあなたを照らさず、主があなたの永遠の光となり、あなたの神があなたの光栄となる。
あなたの太陽はもう沈まず、あなたの月はかげることがない。主があなたの永遠の光となり、あなたの嘆き悲しむ日が終わるからである。」
イザヤ書 60章19~20節

新しい天と新しい地に対する確かな希望が与えられていることは、この地に生きる私たちにとり何よりの励ましです。そしてその約束を握り、この地での歩みを忍耐と喜びをもって主に従っていくことが私たちの信仰生活ですね。

太陽はすべての生き物が生きるために必ず必要です。太陽がなければ、現在の地球の状態を維持できません。しかし聖書を見ると、新しい天と新しい地には太陽も月もありません。神さまご自身が、沈むこともなく、かげることもない太陽であり、永遠の光なのです。

この世には苦しみや悲しみがあり、嘆きの中で葛藤する日々もあります。しかし、新しい天と新しい地には苦しみも悲しみもありません。嘆き悲しむ日はもうないのです。私たちがこの世で経験したこともない、想像することもできない全く新しい場所。そしてその祝福は永遠に変わらず、絶えず神さまの良さで満ちています。

愛するみなさん、それが私たちの約束の地、神の国です。私たちはこの特権を与えられた神の子です。神の国は、イエスさまを信じた瞬間から私たちの心に広がり、始まります。しかしそれは、新しい天と新しい地のほんの前味であり、まだ見ぬ希望です。そんな想像を超える神の国が私たちに備えられているのです。新しい天と新しい地は、私たちの感動ですね。
ハレルヤ!

牧師 佐藤耕二

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