【七つの武具:1】「奴隷の霊vs真理の帯 その①」 神の七つの武具:学び第2回

岡崎ホープチャペル発行の週報(2022.5.29)より
聖書箇所:エペソ人への手紙 6章10節〜18節

「そして、堅く立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、」
エペソ人への手紙 6章14節

神の七つの武具には一つひとつ役割があります。あなたの弱さを守る場所があります。そしてその武具の使い方や、悪魔の策略に対する対処方法を理解しておくことはとても重要です。どのような攻撃のときにどの武具が必要なのか?いろいろなサタンの攻撃に対して、どの武具で戦うのか?サタンの策略を一つずつ見ていきながら、それに対応する武具を確認していきましょう。

サタンの策略その①「奴隷の霊」

「あなたがたは、人を再び恐怖に陥れる、奴隷の霊を受けたのではなく、子とする御霊を受けたのです。この御霊によって、私たちは「アバ、父」と叫びます。御霊ご自身が、私たちの霊とともに、私たちが神の子どもであることを証ししてくださいます。」
ローマ人への手紙8章15節-16節

奴隷の霊とは、あなたを奴隷として束縛する霊のことです。これをしないといけないとか、これができていないので、あなたには価値がないと脅してきます。人を再び恵みではなく、過去の肉の性質に戻そうとする霊です。

「もしあなたがたがキリストとともに死んで、この世のもろもろの霊から離れたのなら、どうして、まだこの世に生きているかのように、「つかむな、味わうな、さわるな」といった定めに縛られるのですか。これらはすべて、使ったら消滅するものについての定めで、人間の戒めや教えによるものです。これらの定めは、人間の好き勝手な礼拝、自己卑下、肉体の苦行のゆえに知恵のあることのように見えますが、何の価値もなく、肉を満足させるだけです。」
コロサイ人への手紙 2章20節-23節

それは禁欲主義的な教えで縛ろうとしたり、自分をおとしめることや、肉体の苦行をもって自分の行いを満足させる。それは恵みを否定し、人間の力や知恵、肉の性質による救いの完成へと私たちを惑わしてきます。そして奴隷の霊は、私たちから「神の子である」という価値観を奪おうとします。父の愛を分からなくしてきます。奴隷の霊=それは孤児の霊でもあります。これが出来ているから愛される。出来てないから愛されない。。。それは本当の父の愛ではなく、律法を守ることによって愛を得ようとする関係です。

「キリストは、自由を得させるために私たちを解放してくださいました。ですから、あなたがたは堅く立って、再び奴隷のくびきを負わされないようにしなさい。」
 ガラテヤ人への手紙 5章1節

そのような、奴隷の霊に対抗するために有効な武具が【真理の帯】です!

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