岡崎ホープチャペル発行の週報(2021.02.28)より
聖書箇所:創世記 1章1節~2節
「はじめに神が天と地を創造された。
地は茫漠として何もなく、闇が大水の面の上にあり、神の霊がその水の面を動いていた。」
創世記 1章1~2節
私たちが生き生きとした豊かないのち得るためには、まず私たちが自分自身のいのちの価値、存在の目的、生きる意味を知らなくてはいけません。感情的な、感覚的な知識によっては、私たちの存在理由をはっきり知ることができません。
なぜ私のいのちには価値があり、なぜ私には罪の問題があり、なぜ人間には災いが起こるのか。。。その本当の理由を知るためには、私たちが神さまを正しく知り、神さまのうちにある人間の存在の目的と罪の原因を知り、その罪からくる死に対していのちを与える神さまの救いの計画を知らなければなりません。そしてその変わることのない「救い」の「最終的なプラン」を理解するとき、本当の意味で私たちは自分の生きる意味を見出していきます。
①「はじめに神が」
このことばを受け入れるとき、私たちの人生は一変します。私たちの生きる目的はいつも「私」「私」「私」。すべて「自分」から出発しています。生きる目的の中心がいつも自分なのです。
しかし聖書は、まずその土台を打ち崩します。「はじめに神が」それが聖書全体を通しての土台であり、すべてのスタートです。私たちのすべての始まりも、目的も、存在する理由もすべて神さまからはじまっているのです。あなたの生きる目的を神さまからスタートさせてください。本当のいのちは、神さまからはじまるのです。
②家を造ること。「べレシート」=「かしらなる方の家」
この創世記1章1節、「はじめに」=「ベレーシート」の中に神さまの初めから、終わりまで変わることのない神さまのマスタープランの目的が啓示されています。その目的とは、【神と人間がともに生きる「家」を造ること】です。そしてこの神と人間がともに生きる「家」は、「エデンの園」からはじまり「幕屋」「神殿」「教会」「千年王国」「御国(新しい天と新しい地)」へと展開していきます。これは神さまのご計画にある目に見えない「新しいエルサレム」の写し、型としてあらわされます。この神の目的を知ることは重要です。なぜなら、そのためにこそ神さまは「天と地」を創造されたからです。
ヨハネの福音書1章14節には、「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。」とあります。「ことばである神が、私たちの真っただ中に住まわれる」こと、これがイエスさまが来られた目的なのです。ハレルヤ!